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ブルースリーの言った「考えるな感じろとは?」:思想家コラムその11

こんにちは。

思想家クリエイターの小楠健志です。


最近は「与える力で自分自身を生き抜く方法」というお話し会をしています。

(お話し会申し込み受付中です)


そこで感じたことを今回は、お話しさせていただきます。


「考えるな感じろ」とブルースリーは言いましたが、

何を考えるな

何を感じるのか?

までは言ってはいません。



ブルースリー的には、そんなことまで言わなくても分かるでしょということだと思います。


ただお話し会をしていて、そこまで言わないと分からないということに気がついたので「考えな感じろ」の説明を今回はします。



考えるな感じろとは、大脳皮質を外して魂の声を聞けという意味です。


先ずは大脳皮質を外すというところから説明していきますね。


現在の仏教の修行を観察していると、ほとんどはこれを目的にしていると思います。


滝に打たれたり、護摩を焚いたり、瞑想したりと思考不能状態に自分を追い込んで大脳皮質の思考の動きを強制的にストップしています。


大脳皮質は脳の一番上にあんかけのようにあって、理性で魂の声や本能を抑えています。


先ずは思考という自分とのおしゃべりを止めましょう。


もう一つは「感じろ」です。


ここに一番大きな誤解があることに気がつきました。


多くの方は、感情を感じています。


感じろと言われたら、感情のことだと思っています。


感じるのは魂の声であって感情ではありません。


感情は、辛いものを食べたら舌がヒリヒリする反応みたいなものです。


感情は、化学反応です。


ただ多くの方は、感情が自分自身でありそれを得ることが幸せだと思い込んでいます。


「美味しいもの食べて幸せー!」とか。

旅行してハッピー!とか


感情は化学反応です。


現代はあまりにも平和過ぎるのかもしれません。


私は元格闘家です。


真剣勝負の負けたら死ね、全てを失う戦いの中では現実の話、思考も感情もほとんど役には立ちません。


それらを使うのは自由ですが、感情や思考で160k/hのボールは打てません。


感情を得ることも幸せを感じる一つの方法ですが、現代を幸せに生きていくためには魂の声を感じることが大切です。


(現代を幸せに生きるためには)ここ重要です。


人には役割や天命があると僕は思っています。


自分の魂がどうしたら真に歓ぶのか、天命は何なのか?違和感、ざわつきは魂に聞かないと分かりません。


自分の役割や天命を為さずして、幸せに生きることは難しいと思います。


本をいくら読んでも自分の天命は書いてないし、人にいくら問い詰めても教えてはくれません。


大谷翔平が野球をせずに幸せに生きることは難しいと思います。


ただなぜ魂の声を聞くことが出来ない人がいるかというと、魂の声を聞いたことがないからです。


というか魂の声を聞くという概念そのものを持っていないからです。


長くなってしまったので、なぜそうなってしまったのか、どうしたら良いのかについては次回お話しさせていただきます。




最後に大切なことをお伝えします。


たましいのはたらきは、人間の生きている上に常に関連している。


しかし、それ抜きで考えていても、普通はあまり困ることはない。


ところが、そんなものはない、とあまりにも強く断定したため、困った状況におちいった人が、私のところに相談に来ることが多いのではなかろうか。


そこではその人と共に、たましいのはたらきを認められるようになるのを待つ仕事をしている、と言えそうである。


(河合隼雄「物語とたましい」)



0円〜 完全ドネーション制



 


【これからの上映会、イベントの予定】


オグスが監督した

映画「自転車で地球を6周して分かったこと」

西成区に住む日雇い労働者 ?

元建築会社社長 ?

元原発推進派 ?

エコロジスト?


1月9日 NPOジコサポ仙台 道路清掃活動


1月14日 橋本純さん主催の「ずんてんフェスティバル」参加


1月末 NPOジコサポ浜松 道路清掃活動


2月25,26,27日 映画上映会とお話し会 浜松 NPOジコサポ日本主催


順次世界各国の映画祭に出品していきます。


皆さんご協力ありがとうございます♪







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