コラム:抽象度を上げて豊洲の移転問題について考える
抽象度を上げて 豊洲の移転問題について考える
豊洲の移転問題は権力争いのためのツールです
でも、僕自身は、そんなに悪いことだとは思ってはいません
どういうことかというと、そもそも基準値の何倍から何十倍の毒素が出たと言う調査結果は確かにありますが、別にその水を飲むわけではありません
それなのになぜ、そのことをずっと問題にしているかと言うと、既得権益の旧態然の人たちを根絶やしにしたいからなんです
そのために、この問題をうまく活用しているんです
このやり方は、小池都知事にとってもホントは両刃の剣なんです
どういうことかというと、移転を1日延期するごとに5,000,000円の出費があるからです
最終的にこの5,000,000円に対して責任をとりなさいと言われたらこれも大変なわけなんです
で、最終的にどうなるかと言うと、必ず築地から豊洲に移転します
何故かと言ったら、ここまでの、労力と年月ともう既にできてしまった、豊洲市場とすべてを壊して建物まで壊して築地の敷地にとどまると言う選択肢はありえないからです
でもなぜこれを問題にしているかと言うと 問題にして、今までの反対勢力や抵抗勢力や既得権益の人たちを全てあぶり出し排除するためです
見せしめです
都知事はここまでやるんだと言う見せしめです
それなので小池都知事が持っている最後のイメージはその抵抗勢力を全て根絶やしにしてそのあとずっと言っている都民ファーストを進めていきます
だからといって小池都知事にそれだけのビジョンや政策があるかと言ったら、現実ないと思います
でも別に政治家は自分で政策やビジョンを作らないといけないと言う事はないと思います
周りに優秀なブレーンがたくさんいると思うので、小池都知事は、それを採用して、後は信じて実行させる
それができれば、小池都知事は素晴らしい政治家だと思います
僕自身は、テレビも持っていないし、新聞も読んでないですし、このことについて特に関心があるわけでも、調べたわけでもありませんが、抽象度を上げて考えてみました