必ず選挙に当選する方法と民主主義の構造について:思想家コラムその6
今回は必ず選挙に当選する方法についてお話をしていきます。
スポーツでもゲームでもルールがあってそれを深く理解し、勝つようににやっていくと勝てるようになっています。
選挙はどんなルールでやっているかというと、民主主義というルールでやっています。
民主主義って何かと言うと、国民に主権があるという意味です。
昔は王様がいて王様に主権がありましたが、
現在は一人一人が王様で、一人ひとりに主権があります。
ここまで読んで理解の早い考方はもう分かったと思いますが、当選する方法とは簡単に言うと民意に応えることです。
もっと簡単に言うと、みんなの意見の代表となって立候補することです。
例えばスケボーをするのが好きな人がいるとします。
ただ日本にはスケボーをやって良い場所がないので、スケボーをやる人はいつもやる場所に困っています。
アメリカみたいに、町のそこら中にスケボーパークがあるといいのになぁと思っている人が1人いたとします。
その方は別の人に自分の考えを言います。
その人もその意見に同意して、仲間が2人になりました。
そういった人を3000人集めて、そこから一人代表を出して選挙に立候補してもらいます。
もしこれが市議会議員選挙だったら、おそらく日本中どこでも当選できます。
これが民衆主義の中での、必ず当選する方法であり、民主主義そのものです。
多くの方はそれと反対のことをやって、当選しません。
私はこんなことを考えています。
私を応援してください。
私に票を入れて当選させてください。
私に寄付をしてください。
私を議会に送り込んでください。
何をしても自由ですが、民主主義のルールと反対のことをしています。
それだと民主主義ではなく自分主義です。
必ず選挙に当選する方法とは、簡単に言うとみんながどう生きたいかという意見の代表になることです。
政治家は立派な考えを持つ必要はありません。
みんなの意見をよく聞いて、粘り強く調整して、民意を形にできれば素晴らしい政治家です。
さっきの例で言うと、2000人から頼まれて代表になって立候補するので当選が約束されています。
必ずしも1番最初に言い出した人が立候補しているわけでも、する必要もありません。
政治家に向いている人が、政治家になるのが民意を実現させるのに1番良い方法です。
もう一つのよくある間違いは、1番最初に言い出した人が立候補し選挙に当選しようとすることです。
先ほどから民主主義という言葉を連発していますが、そういう意味で言うと日本には民主主義という制度がないと僕は思っています。
これは有権者も立候補している側もこういった認識で民主主義を動かしていないという意味です。
今でも多くの日本人のメンタリティは殿様と家来と百姓の関係です。
多くの方の意識が良い人を選ぼう、そして選挙に行こうとなっています。
先程からずっと選挙の話をしていますが、なぜ選挙の話をしているかと言うと選挙が民主主義の根幹だからです。
国会議員選挙が顕著ですが、多くの選挙区では2人や3人の立候補者しか出ていません。
2人しか選ぶ人がいなくて
そもそもこれを選挙と呼べるのでしょうか?
↓ ↓
共産主義の方がもう少し選択肢があるのではないかなと思います。
それなので僕は日本には民主主義という制度もないし、選挙制度もないと思っています。
国民に主権があると思えない国民に民主主義や選挙というシステムを渡してもワークしないのは当然だと僕は思っています。
オグスが監督した映画 自転車で地球を6周してわかったことの
これからの上映会の予定
11月22日 18:30〜21:00 上映会in三股
宮崎三股 主催者の藏元さんが9月にオランダに渡り経験されたことをお話ししてくれます。
11月25に 映画主演の松本ひできさんの講演会を 浜松市南区NPOジコサポ日本で開催します。
12月4日 大分県 耶馬溪 厳浄寺 七色ペダルの青木マヤさんが主催してくれます。
12月18日 舞鶴 天橋立 詳細は近日公開。
順次世界各国の映画祭に出品していきます。
皆さんご協力ありがとうございます♪
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