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世界も社会も仕組みも変えてはいけない:思想家コラムその3




よく世界を変えたいとか

社会や仕組みを変えたいと言う人がいます。

でも、それらを変えようとしてはいけません。

なぜなら、変えたくない、変わりなくないという人にまで、それらを強要しているからです。

というか、変える必要はなくて、変えたいと思っている人は必ずあなたの周りにいるので、その人たちと一緒に今から自分たちが思うことを始めればいいだけです。

社会や仕組みを変えるという事は、全員を変えなければいけないということになります。

気づいてほしいのは、会ったこともない誰かを変えようとするのではなく、必ず自分の周りに考えを同じくする人がいるのでその人たちと行動を始めるのが良いのではないのかなと思います。

ただ行動とは、抗議運動のことを指しているわけではありません。

例えば貧困の問題とか、お金の問題とか、税金とか給付金の問題とかいろいろありますが、周りにいる人たちと本気で与え合えば、これらの問題は大体解決すると思います。

与え合うと言うことをせず、政治を変えようとか仕組みを変えようとか選挙に行こうとか言っている人を多く見てきました。

周りにいる人と与え合うのではなく、陰謀論を唱えたりビルゲイツはどうしたとか、世界に支配者がいてその人のせいで世界が悪いとか言う話を聞くことがあります。

それで社会や仕組みを変えようといって、会ったこともない考えの違う人を変えるふりをして近くにいる現実に存在する人と向き合うのを避けているのではないのかなと思います。

いろんな問題がありますが、僕たちの身の回りの生活を良くしていくと言うことに関して言うと、社会を変えるほどの大掛かりなことをする必要はありません。

なぜなら現代はもう既にモノという実質価値で溢れているからです。

おそらく周りの数人と、余っているものを共有すれば僕たちの身の回りの生活の事の大体は解決するかと思います。

そしてインターネットのある今日では、自給自足の村を作ったり共同生活をする必要はありません。

繰り返しになりますが、それをせずに政治が悪いとか陰謀論とか、社会や仕組みを変えようと言う人が多くいるように感じます。

宗教では天国と地獄というのが存在すると言っているそうですが、僕もその考えには賛成です。

ただ私は、現世と別のところに天国や地獄があるとは思っていなくて、この世界が天国でもあり地獄でもあると思っています。

与え合えば、そこは天国であり、奪い合えばそこは地獄だと思います。

世界や社会や仕組みを変えることなく、周りの数人と与え合えばあなたが住みたい世界に住めるのではないかなと思いこのコラムを書きました。

あなたの周りの数人と与え合えば、世界はいつでも変えられます。

世界も社会も仕組みも変える必要はありません。

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