サイコパスに育てられた人達:映画「アイアンクロー」のレビュー
映画アイアンクローを見てきました。
超サイコパスに育てられた5人兄弟の話です。
それを次男から見た視点で描かれている作品です。
なぜ次男の視点で描かれているかと言うと、次男以外は全員死んでいくからです。
フリッツフォンエリックというプロレス史に名を残している有名な選手がお父さんで、サイコパスなのですが、そういった描かれ方がされていないのがこの映画の特徴なのかなと思います。
お父さんの心情や視点やパワハラ的な言動も、そんなには描かれてはいません。
ただエリック家は呪われた一族なんだと言うことが度々出てくるので、そこで呪われてるという意味はどういう意味なのかということを解いているのかなと思います。
実際にあった話なので、そこは非常にリアリティーがあるところです。
この映画の楽しみ方の1つはオンタイムで見ていた人が懐かしむことができることかなと思います。
アイアンクローというのはエリック家が使っていた必殺技で、こめかみやお腹頭をただ思いっきり手でつかむというだけの技ですが、エリック家のアイアンクローは本物です。
アントニオ猪木、武藤敬司組対エリック兄弟という試合がありました。
これは有名な試合でアントニオ猪木が何故かタックパートナーである武藤けいじを鉄拳制裁で血だるまにしてしまった試合です。
この時エリック選手がロープ越しにアイアンクローをかけて100キロあるプロレスラーを片手でトップロープ越しにリングの外から中に入れてしまったことにものすごくびっくりした記憶があります
その時に観客席からもおーというどよめきが起きていました。
僕もプロレスや格闘技を中心に映画制作をしております。
5月の11 、12と映画の上映会を銀座と新宿でおこないます。
この機会にぜひご覧になってください。
5/11銀座ソーシャル映画祭で「自転車で地球を6周して分かったこと」が上映されます。主演の松本ひできさんのお話し会も開催されます。
終了後には懇親会も開催されます。
5/12新宿で小楠健志監督「全」作品を1日で観る上映会:小楠監督の映画制作の裏話、ゲスト参加も
監督小楠健志も来場し上映後、映画制作の裏話、制作秘話をお話しさせていただきます。
今回は映画アイアンクローを観てきたのでその感想と交えて「サイコパス」についてお話ししてみました。
The Change といって心の話だけをしてきましたがこれから「心」のことだけに限らず、映画、創作活動、ビジネス、マーケティング、時事超解説・・・についても頻度を上げてお話をしていきます。
というのは全ての事柄に「心」がからんでいるので、それと現実を絡めてお話ししないとなかなか伝わらないからです。
ただの精神論で終わるのではなく良い意味でリアリストとなって一緒に現実を良くしていきましょう。
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